2008年11月12日水曜日

ベランダを格好良くする2

ベランダのエンド部分(図の位置)に下の絵のように線を引きます。
笠木と同じ色を塗り、それぞれの面を反転させます。これからフォローミーツールを使って手摺を作っていくのですが、SUの特性でフォローミーツールで形を作ると裏面になってしまうからです。
複写モードにした指示ツールでベランダの内側の線を全て選択し、フォローミーツールを使うと、図のように一気に手摺が出来上がります。ちゃんと色も付いています。これを都合3度繰り返して手摺を完成させます。
ベランダの床にはウッドデッキを貼り付け、外側は2階と同じマテリアルを貼ります。
残念ながら図の青くなった線は消せません。この線を消去すると壁全部が消えてしまうのです。
時間を掛けて修正していけば消せますが、ここでは目を瞑りましょう。

ベランダを格好良くする1

いくら練習のための家でも、もう少し格好良くしたいものです。ベランダを修正してみましょう。その前にこれからいろいろとモデルを動かしていきますから影を消しておきましょう。
ウィンドウ→影とし、左上の「影を表示する」のチェックをはずして下さい。
消しゴムツールを手摺の出隅や入り隅に当てて全部消去します。いろいろと線が残ってしまうと思うので、オービットツールやズームイン機能で全て消し、図のようにベランダの土台だけにします。
裏側の水返し部分もなくします。プッシュプルツールで30引っ張って下さい。
図の線を指定し、フォローミーツールで出っ張りを消します。
オフセットツールで100内側に線を引き、図のように立ち上がり部分以外の線を消します。
複写モードにしたプッシュプルツールで900立ち上げ、さらに笠木部分を30立ち上げます。
少し濃い目のグレーに塗り、笠木の厚み(30の厚さ部分)をそれぞれ10出します。塗り残しを防ぐためには一つ前の段階(上の絵)で色を付けておくと便利です。

動画ファイルを作る

このブログの一番最初に出てくる動画は、SUでのアニメーションよりスムーズに動いていると思います。これはSUのアニメーションを動画ファイル形式にして保存する機能を使ったものです。この方式にしておくと、SUをインストールしていなくてもほとんどのパソコンで見ることが出来ますし、デジアナ変換をすれば家庭用のプレイヤーでもOKです。さっそく作成してみましょう。
まずファイル→エクスポート→アニメーションと辿ります。
すると図のようなサブウィンドウが現れます。右下の「オプション」ボタンを押してください。
縦横比や1秒間のフレーム数が設定できます。当然ですが画面を大きくしたりフレーム数を増やせばファイル容量も大きくなります。あまり大きくなり過ぎるとメディアへのコピーや送信が大変なので、圧縮して作成します。
真ん中のCodec:ボタンを押します。するといろいろな圧縮形式と圧縮率が選べるようになっていますので、いろいろと試行錯誤して最適の形式を見つけて下さい。マシンの性能にもよりますが、動画ファイル(AVI形式)にするためには数十分の時間が掛かりますから、スタートしたときに出てくる予想時間を参考にして決めて下さい。中断してもファイルは壊れません。
ちなみに冒頭で紹介している動画ファイルは約33MBです。

2008年11月11日火曜日

アニメーション設定

まず影を付けましょう。これだけでより本物っぽく見えます。
ウィンドウ→影と辿りサブウィンドウを出します。
日付や時間を設定します。

このソフトはアメリカ製なので緯度はGoogle本社のあるシリコンバレーに設定してあります。日本だと東北地方くらいです。それくらいだとそれほどの誤差はないと思いますから、十分日本でも通用するでしょう。残念ながらsuには緯度設定機能がありません。(それともフリー版だけでしょうか?pro版がないので不明です)デフォルトでは手前が南となっていますから、日影のチェックをする場合は敷地の角度を合せて下さい。

この絵の場合は午後1時頃にしてあります。左上の「影を表示する」にチェックを入れると影が出ます。
次にいろいろなシーンを作成して下さい。あまりシーンとシーンの間を飛ばすとスムーズな動きをしなくなりますので、図のように順番に作っていくと良いです。
シーンが出来上がったら表示→アニメーション→設定と辿ります。
シーンの切り替えやシーンの遅延が設定できます。図程度で十分だと思います。これで設定終了です。

もう一度表示→アニメーションと辿り、今度は再生をクリックすると、左上に図のようなボタンが表れアニメーションを開始します。マシンの性能によりますので、スムーズな動きが出来ないときにはメモリを増やすなど性能アップを図って下さい(お金が掛かりますね)

いろいろなアクセサリを貼り付けて完成

コンポーネント→乗り物として、好きな車をカーポートに置きます。方向が違うので「回転ツール」で回転し、「移動ツール」できちんと納めて下さい。
カーポートの後ろ側に適当に線を引き、「草木」から芝生を選んで貼り付けます。カーポートは犬走りと同じコンクリートで良いでしょう。
テラスにテーブルと椅子を、芝生では子供達やお父さん、お母さんを、それぞれコンポーネントの各フォルダから選んで置いていきます。「2D人物」は画面を回転させても常に正面を向いています。

外灯を置いたり、玄関脇にブラケットを取り付けたりなど、お好みで楽しんで下さい。ただ、街路樹は面の数が非常に多く、あまり速くないマシンでは(私のもそうですが)動きがぎこちなくなってしまいます。完全に出来上がったと思った時に置いた方がイライラしないで済みます。
画面に残っているいろいろな機能ウィンドウ(マテリアルやコンポーネントなど)を終わらせて左上の「全体図」タブを押してください。立派な家が完成しました!

犬走りを作る

左側の門柱の端から裏の壁に向かって線を引きます。
家の壁から450離れた位置に線をコピーし、今引いた線と繋げます。
裏塀までの短い線は不要なので消去しておきます。
壁から450の線を延長します。X軸(赤い線になります)方向に少し長めに。
東側の壁面からも450離れた線を描き、今までの線と繋げます。余った線は消して下さい。
右側の門柱の外側にも線を引かないと閉じた形になりません。(線が細くなりますので判ります)
基礎と同じマテリアルを貼り付け、プッシュプルツールで30立ち上げます。テラス部分を犬走りのラインに合せておきましょう。(プッシュプルツール)
ポーチ部分はコンクリートのままではなく、ポーチと同じタイルを貼りましょう。図のように犬走りにポーチの延長上の線を引きます。マテリアルからポーチに貼ったタイルを選んで貼ってください。

シーン

ここで全体を見てみましょう。オービットツールとパンツールを使って図のような位置にして下さい。家全体がよく判る角度になるため、プロポーションや色彩計画のチェックの時にはとても便利です。しかしこの角度にするのに結構苦労したと思いますので、いつでもこの角度に戻ってくるのは大変だと思います。
そこで「シーン」というコマンドが有効になってきます。ウィンドウ(W)→シーンとクリックして下さい。

シーンウィンドウが出ますから左上の+マークをクリック。すると「シーン1」という名前の行が出来ます。同時に左上に同じ名前のタブが出来ます。

このタブを押すと、どんな位置にあってもこの角度に戻ってきます。
「シーン1」ではどんな角度のシーンなのか判らないので「名前」欄に適当な名前を入力しましょう。もちろんタブの名前も変わります。

このブログの最初の項この家のアニメーション表示がありましたが、それはいろいろな角度のシーンを作成して「アニメーション機能」を使って動かしたものです。ウォークスルーアニメーションなどもお手の物ですから、この機能もしっかり自分のものにして下さい。