2008年11月4日火曜日

レイヤ

CADやモデリングで頻繁に使う「レイヤ」機能を勉強しましょう。本来は作図する前に「屋根」「天井」「壁面」「建具」「基礎」などいくつものレイヤを作成しておき、たとえば窓を貼るときには「建具」レイヤを選んで作業するのです。
今回はそのような手間を掛けなかったので、一つだけレイヤを作ってみます。
まず現在の遠近投影を平行投影に変えます。
カメラ(C)→平行投影(A)をクリックしてください。

すると画面が平行投影図(アイソメトリック図形)になります。
カメラ(C)→標準ビュー(S)→右側面(R)と選んで東立面図にします。

屋根の部分だけ囲うように指示ツールで取り囲んでください。なるべく軒下に近いところで囲うためにホイールで近付けておくと便利です。

囲まれた部分が青くなりました。屋根以外が選択されてないかどうかをオービットツールでモデルを回転させながら確認してください。
ウィンドウ(W)→レイヤをクリックしてください。

レイヤウィンドが出たら左上の+マークを押します。すると新しいレイヤが出来ます。「レイヤ1」という名前を「屋根」に変えてください。

次にウィンドウ→エンティティ情報とクリック。

するとサブウィンドウが開き、現在青い部分の線や面の数は105あるということがわかります。
これを「屋根」レイヤにします。レイヤ(L)窓の右にある矢印を押し、さっき作ったレイヤ「屋根」をクリックしてください。これで青い部分は屋根レイヤになりました。

レイヤウィンドに戻り(画面上にあります)「屋根」の右にある「可視」チェックボックスのチェックをはずしてみてください。ご覧のように屋根が見えなくなり内部が現れます。
今回は内部は作らないのでがらんどうですが、部屋を間仕切り、床を貼り、家具などを配置すれば、レイアウトや家具の位置変更などが楽に出来ます。

これがレイヤの機能です。大変便利で重要な機能なのでしっかり覚えてください。

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