2008年11月7日金曜日

いろいろなマテリアルを貼り付ける2

2階には図のように「グランドカバー」から選んで貼り付けます。

次はベランダの軒天井をそれらしくします。余分な線を消しオフセットツールで100引っ込んだ位置に線を引きます。
水返し部分だけが必要なので、図のように線を延ばし不要な線を消去します。そしてプッシュプルツールで50引っ込めて下さい。
水返しの下端は2階と同じマテリアルを貼り付けます。ベランダの下側も同じように水返しを付けてください。
基礎部分は「アスファルト/コンクリート」から選んで貼り付けます。
玄関の基礎線は消去してしまってあるので、新たにドアまで線を引きます。ところがドアはコンポーネントで独立した存在のため線が閉じていません。そのまま床面まで直角に線を引き面を作成します。
出来上がった面に基礎のマテリアルを貼り付けて下さい。

いろいろマテリアルを貼り付ける1

テラスを作ります。
図のように玄関ポーチから900線を延長し、X軸方向(赤い線)に沿って壁のラインまで引っ張ります。(「点から軸方向」という表示が出ます)
四角が出来たらプッシュプルツールで100立ち上げます。
マテリアル→タイルと選び、適当な模様のタイルを貼り付けていきます。立ち上がり部分に同じ模様を貼るときちんと目地が合っていることが分かります。わざわざテクスチャー→配置としなくても済むのでありがたい機能です。
次は屋根です。
マテリアル→屋根として、好きな模様を貼っていってください。屋根の厚みの部分や裏側にも模様を貼ることを忘れずに。拡大して作業すると楽です。
拡大し、オービットツールでモデルを回転させると図のように余分な線が見えるときがあります。マテリアルを貼るときに邪魔になりますから消去しておいて下さい。

1階と2階のマテリアルを変えましょう。図の位置に切り替えしを作ります。モデルを回転させながらぐるっと周囲全部に2本の線を引いて下さい。
マテリアル→レンガ/外装材と選んで図のようなタイル模様を1階に貼り付けます。大きさや位置を図のように修正して下さい。(面で右クリック→テクスチャ→配置)

ベランダを作る2

ウィンドウ→マテリアルとクリックすると図のようになります。図の位置にある黒い三角形をクリックするといろいろな種類のマテリアルが出てきますから「フェンス」を選んでクリックして下さい。
適当な模様を選んで(図に示したものが一番それらしく見えます)フェンスの面にドラッグして離すと図のようになります。途中でピラーが切れてしまいおかしな形状です。これを修正します。
修正したい面で右クリック。出て来たサブメニューからテクスチャ→配置としてクリック。
すると図のように4色のピンと分度器マークが出てきます。緑色のピンをつまんでみて下さい。模様が回転したり拡大縮小したりします。
うまく調整して1段で納まるように拡大し、赤いピンをつまんで太いピラーがベランダの角に来るように移動させます。これでフェンスの模様が貼り付けられました。
残りの面にも同じ方法でフェンス模様を貼り付けてください。
最初に述べたとおり裏面(青い面)に模様を貼ってもレンダリングに反映してくれませんので、オービットツールやパンツール、ホイールの拡大機能をフルに使って表面が来るようにして作業してください。

ベランダを作る1

2階のベランダを作りますが、その前に裏口側の敷地を広げておきましょう。900延ばして下さい。


それでは始めましょう。

オフセットツールで図の青い薄墨の部分に45引っ込んだ線を引きます。つまり幅が10のL字型が出来ます。

プッシュプルツールでこのL字型を1100立ち上げます。ホイールで近付けて作業しやすくして下さい。

屋根に沿った部分にもフェンスを作らなければなりませんが、どのくらいの長さか測る必要があります。
メジャーツールでY軸方向(緑色になります)に引っ張ってみてください。図のように約870くらいですから、フェンスの長さは900あればOKということです。

フェンスの端から10引っ込んだ位置に線を引きます。複写ツールを使ってください。

ここをプッシュプルツールで引っ張るのですが、45で止まってしまいます。床に線が引いてあるからです。1度クリックし改めて残り855延ばしてください。

最後の折れ曲がった残りもメジャーツールで測り、さっきと同じ要領で315伸ばして下さい。


SUに限らず、モデリングしていくと結構大きな容量になります。少しでも容量を減らした方がスムーズな動きになります。フェンスの厚みはこの際消去してしまいましょう。
フェンスの内側にズームインし、消しゴムツールを出隅や入隅に当てて面を消去します。線が残らないように注意してください。
図のようにプッシュプルツールで引っ張ると床面がありません。(複写モードで引っ張れば別)そこで図の緑色の部分に線を引いて面を作ってください。

フェンスの形が出来上がりました。この表側にフェンスの模様を貼り付けるのです。

2008年11月4日火曜日

レイヤ

CADやモデリングで頻繁に使う「レイヤ」機能を勉強しましょう。本来は作図する前に「屋根」「天井」「壁面」「建具」「基礎」などいくつものレイヤを作成しておき、たとえば窓を貼るときには「建具」レイヤを選んで作業するのです。
今回はそのような手間を掛けなかったので、一つだけレイヤを作ってみます。
まず現在の遠近投影を平行投影に変えます。
カメラ(C)→平行投影(A)をクリックしてください。

すると画面が平行投影図(アイソメトリック図形)になります。
カメラ(C)→標準ビュー(S)→右側面(R)と選んで東立面図にします。

屋根の部分だけ囲うように指示ツールで取り囲んでください。なるべく軒下に近いところで囲うためにホイールで近付けておくと便利です。

囲まれた部分が青くなりました。屋根以外が選択されてないかどうかをオービットツールでモデルを回転させながら確認してください。
ウィンドウ(W)→レイヤをクリックしてください。

レイヤウィンドが出たら左上の+マークを押します。すると新しいレイヤが出来ます。「レイヤ1」という名前を「屋根」に変えてください。

次にウィンドウ→エンティティ情報とクリック。

するとサブウィンドウが開き、現在青い部分の線や面の数は105あるということがわかります。
これを「屋根」レイヤにします。レイヤ(L)窓の右にある矢印を押し、さっき作ったレイヤ「屋根」をクリックしてください。これで青い部分は屋根レイヤになりました。

レイヤウィンドに戻り(画面上にあります)「屋根」の右にある「可視」チェックボックスのチェックをはずしてみてください。ご覧のように屋根が見えなくなり内部が現れます。
今回は内部は作らないのでがらんどうですが、部屋を間仕切り、床を貼り、家具などを配置すれば、レイアウトや家具の位置変更などが楽に出来ます。

これがレイヤの機能です。大変便利で重要な機能なのでしっかり覚えてください。

窓を嵌め込む4

裏口の引っ込んだ部分に図のような「すべりだし窓」を中央の天井に付く位置に貼ります。
壁から400の補助線を引き小窓を図の位置に貼ります。
+3000の補助線を引き、図のように窓を貼り付けます。
東側にも窓を図のように貼り付けます。補助線を引いて位置を合せて下さい。
右下の浴室窓の比率を変えます。先程と同じように「尺度ツール」を使って縦方向に0.75の割合で縮めます。操作を間違ったら左上の曲がった矢印で何度でもやり直せます。

裏口を作る

図のように壁から2600、+1700、+1700の補助線、基礎線から2000の補助線を引きます。
図の位置に線引きツールで線を引いてください。
SUでは線を跨いで引かれた線は確定されません。上のように基礎の下から2000の補助線まで一気に線を引いてもだめなのです。
そこで図のように線毎に区切って線を引いてください。線が繋がると四角形が出来ます。(線が細くなるのでわかります)
余分な線を消してください。
プッシュプルツールで1200引っ込めます。
そして図の位置に線を引くのですが・・・
引き終わると線が閉じることになり四角形が出来てしまいます。SUの利点であり欠点です。
選択して消去してください。
ポーチを100立ち上げ、50引っ込めます。図の位置にある線を消してください。
「ドア」フォルダから「ドア61cm×203cm 左回転」を選んで奥の壁に付く位置に貼り付けます。